「人は、人に求められるために頑張る」

ある方の言葉です。

皆さんは、アニメとかドラマを見ますか?

私は、小さいころから、アニメや漫画を見ていると、「本でも読みなさい。」と怒れる家庭で育ちました。

そして、それは未だにです。

私は、本も、たまーに読みます。

でも、ドラマやアニメ、映画の方が、何百倍も見ます。

そして、様々な音楽も聴きます。

 

例えば、スポーツ漫画やハリウッド映画では、ピンチの時に、必ずヒーローが助けに現れます。

 

「あなたにとってのヒーローは、誰でしょうか?」

「空を飛べなくても、かっこよくなくても、人は誰かのヒーローになれる。」

これも、ある方の言葉です。

 

 

 

 

 

最近、マーケティング3.0や、4.0という言葉を耳にしました。

私は、未だにマーケティング理論が示す人の行動について、理解できない部分があります。

理論は理論なんで。と言われてしまえば、それまでなのかもしれませんが、人の行動には、動機があり、理由がある。

そして、その動機と理由を把握すれば、人の行動を予測することができるかもしれない。というのです。

しかし、私は、

 

「人の行動」=「動機」×「理由」×「本能」×「???」

 

だと思っています。

最後の、「???」は、正直なところ、解りません。

私は、全ての事柄を、数値化することが、あまり好きではありません。

例えば、

 

「90%の確率で成功する。」

って聞くと、あたかも成功が、確実ですよ。的なイメージでとる方がいますが、

10%は、失敗するということです。

また、統計とか平均というのも、好きではありません。

例えば、100人いたら、100通りの考え方がある。といった方が、ワクワクします。

でも、現実的には、統計的には。とか、xx%の人の意見だから。という言葉を仕事では、よく使います。

以前は、顧客主義と呼ばれたマーケティングも、最近では、自分達「らしく」なんていうセリフも目にします。

 

この、「らしく」という言葉、非常に厄介です。

とても耳障りのよい言葉だからです。

でも、よく考えてください。

その「らしく」は、あなたの利己主義ではありませんか?

 

最初書きましたが、

「人は、人に求められるために頑張る」

これ、実は、今後のマーケティングにおいても非常に重要なセンテンスではないかと思っています。

 

最近、「らしく」「つながる」など、とても耳障りのよい言葉をかざして、自分の利己主義を、正当化する。

という流れが、非常に目につきます。

それよりも、よっぽど、人の目を気にしながら、人と協調していく。という方が、とても自然なようにも感じます。

 

日本のスポーツにおいても、サッカー、バレーボール、バスケットボールなど、体格で海外の選手に劣る日本は、

協調性こそが、日本の最大の武器ではないのでしょうか?

 

「協調性」

 

今後のマーケティングの新たな形になっていくのかもしれないと私は、予想しています。