2019年12月。新型コロナウイルスは、少しずつニュースで耳にする機会が増えましたが、ここまで世界にインパクトを残すことを予想していた人は少なかったと思います。
2020年4月。日本国内でも学校の休校や、外出自粛が本格的にはじまりました。
そして、マスク不足。
「アベノマスク」という言葉もありました。
そして、体温計が、なかなか買えない。血中酸素濃度計も同様でした。
血中酸素濃度計というのをはじめて知った人も多いと思います。
実は、クラト株式会社は、創業時から医療関係のIT化のご支援をさせて頂く機会が非常に多く、大学病院の臨床関連の仕組みや、電子カルテ、クリニックの様々なIT化の支援など、幅広くIT医療に関わってきました。
そして、私たちは、2021年8月に、バイタルチェック(Vital-Check)という健康管理のためのサービスをリリースしました。
実は、2017年の創業後、様々なビジネスコンテストや自治体の補助金の採択を目指し、健康管理とAIを活用したサービスの企画を行ってきました。
その後、他の事業の関係上、なかなかリリースまで行うことができませんでしたが、新型コロナウイルスが大流行している今、少しでも人々や飲食店、医療関係者の支援ができる仕組みがつくれないか?という想いから、リリースしました。
新型コロナウイルスの影響によって、飲食店や来店を伴う産業は、大打撃を受けています。
そして、そこで働く従業員は、常にリスクと隣り合わせな状態です。
様々な飲食店のHPや、店頭で、従業員の健康管理を実施している。消毒、検温を徹底している。と記載しています。
東京都などは、ステッカーをだしたりしていますよね。東京都以外でも、消毒、検温は、推奨しています。
しかし、複数のチェーン店で働くアルバイト店員やパートの方に聞いたところ、検温をやったことなどないし、聞かれたこともない。という回答を、少なくとも10名以上の方からききました。これが、現状です。
検温で、新型コロナウイルスを防ぐことはできません。しかしながら、病気は、新型コロナウイルスだけではありません。
そして、少なくとも検温で一定以上の体温の方との接触を断つということは、何らかしらの病気のリスクの軽減にはつながると思います。
もし、本気で感染対策を実施するのであれば、なぜ?国も、自治体も、企業も、本気で取り組まないのでしょうか?
それは、自分達にとってメリットがない。と本気で思っているからだと感じています。
人は、病気にならないと病院にいかない。
これは、若い人ほど、思う事でしょう。
では、病気を防ぐには、どうすればよいのか?
最近では、テレビCMや報道番組などでは、「自分で自分を守るしかない。」とよく目にします。
本当にそうでしょうか?
学校、企業、家族。
人は、様々な組織に属しています。
「隣人を守る。そのために自分を守る。」
私たちは、このような想いから、バイタルチェック(Vital-Check)サービスをつくりました。
是非、自分自身のために。隣人のために。未来のために。新たな生活習慣、企業習慣として、ご利用ください。