営業といっても、様々な営業が存在しています。

有名なところでは、インバウンドやアウトバウンドと呼ばれる営業スタイルの話。

更には、一般的な営業とはちょっと違った、セールスエンジニア、セールスコンサルタントなど。

 

アウトバウンド営業

アウトバウンド営業とは、テレアポなどに代表されるように、自らが飛び込んでいく営業スタイル。

昔、エンジニアをやっていたのに、何故?か、アウトバウンド営業をさせられた。って事がありました。

今考えれば、よくやってたなーと。

IT業界では、アウトバウンド営業スタイルは、あまり効果がないように思います。

物売りではないからです。といっても、モノを売ってるIT企業もあるんですが。

そして、未だに、会社の問い合わせフォームに、営業アポしてくる人って、結構います。

ハッキリ言って、そういう企業とお付き合いしない方が賢明です。

 

インバウンド営業

インバウンド営業とは、クライアントから問い合わせなどがきてそこから商談がまとまる営業スタイル。

インバウンド営業は、クライアントからの問い合わせに対して、営業をしていくスタイルなので、実は、営業以上のスキルが求められます。

よく、他社の営業さんが、私のところにもきます。

一応、外向きには、管理部門をやっている事になっているので、ITの専門知識がそれほどないように思われているんでしょうね。

でも、会話をすれば直ぐに、相手のスキルが解ってしまいます。

プロジェクトマネージャーとは

プロジェクトマネージャーとは。

一言で表すと、プロジェクトを管理する人。

プロジェクトは、目的を成功させるためのグループです。

要は、プロジェクトマネージャーは、プロジェクトを成功させるための大切な存在です。

そして、プロジェクトマネージャーには、様々な素養が求められます。

よく、システム開発でプロジェクトマネージャーというと、スケジュールとタスクを管理している人ってイメージがあるようですが。

プロジェクトには、当然、予算があります。

その予算内で最適なものを提供する。

そのためには、コスト管理やコスト交渉、更には法的知見や商品に対する知識も求められます。

また、当然ながら、話術や折衝能力も求められます。

全部は、いきなり無理。っていう人は、まずは商品知識を身に着ける事が、プロジェクトマネージャーの第一歩です。

 

 

営業とプロジェクトマネージャーの違いは?

それでは、営業とプロジェクトマネージャーの違いはなんなんでしょうか?

個人的な意見としては、同義だと思っています。

営業も、プロジェクトマネージメントの一環である。と考えています。

逆に言えば、プロジェクトマネージメントができない営業は、営業として必ず限界がきます。

優れた営業は、必ずマネージメント能力にも長けており、かつ人を引き付ける魅力をもっています。

そして、ここが一番難しいところなんですが、エンジニアからプロジェクトマネージャーを目指すのは、実はハードルが非常に高い。です。

システム開発などのプロジェクトでは、当然ながら技術スキルが必要です。しかし、それ以上に、クライアントに対して、どれだけ説得力のある言葉で

クライアントを導けるか?が大切です。

しかしながら、エンジニアを長年行っていると、技術的にできるかできないか?更には、技術的に優れたことを提供しているかどうか?を優先してしまうことがあります。

改めてシステム開発を考えたときに、システムを開発することが、プロジェクトの目的ではなく、クライアントの要望をシステムを利用してかなえる事が、プロジェクトのゴールです。

 

この意味を理解するのに、エンジニアという経験が、どうしても邪魔をしてしまうことがあります。そして、優秀なエンジニアほど、その傾向が強いように思います。

 

学生からみれば、きっと営業やエンジニアなどの、解りやすい職種は好まれるのかもしれませんし、そもそも、プロジェクトマネージャーという職種がどんなものなのか?さえ、想像がつかないかもしれません。

 

優秀なプロジェクトマネージャーほど、暇そうにみえる。

優秀な営業ほど、何をしているか?解らない。

共通点な非常に多いように思います。