「健康とは?」
2021年8月5日、東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が、5000人を超えました。
これは、1か月前に、多くの人が予想していたことです。
新型コロナウイルスが、危険なのかどうか?については、インフルエンザと比較されることが多いと思います。
そして、致死率や感染率など様々な数字が公開されています。
私は、医師でもなければ、医療関係者でもないので、専門的な事は解りません。
ただ、医療関係者でなくとも解る事として、誰もが健康でありたい。という想いは持っていると思います。
「健康」とは、どんな状態なのでしょうか?
私の考え方としては、「自分自身で自分の身体を理解している状態」の事だと思っています。
例えば、身体的ハンデを持っている人や、喘息、糖尿病など様々な持病を抱えている人は、「健康」ではないのでしょうか?
「自分自身」と書きましたが、自分自身で理解しつつも、対外的な評価はとても大切です。
例えば、毎日、体温や血圧を測る。これだけでも、自分の変化を知ることができます。
そして、定期的な健康診断も、とても重要です。
こういった客観的な結果と合わせて、自分自身で、自分の身体を理解し、上手に生活を送ることこそが、「健康」なんだと思います。
残念ながら、学問では統計数字というのを重要視する傾向が強いです。
医学も同様です。
だから、タバコはダメ。お酒はほどほどに。運動してください。食べ過ぎはダメです。
これは、統計数値からの結果でしかありません。
100人いれば、100通りの健康の形があると思います。
「自分の健康を知るには?」
では、どうすれば、自分の「健康」を知れるのでしょうか?
残念ながら、この方法は、未だにありません。
定期的な健康診断をしていても、病気にはなるし、毎日、体温や血圧を測っていても、病気になります。
しかし、だからといって、これらの行動を否定することはできないと思います。
少なくとも、風邪を引けば、体温は上昇する。体重が増加し続ければ、様々な病気のリスクが発生する。
自分でできることは、
- 毎日の自分を知る。
- 記録を付け続ける。
この事が自分の健康を知る。近道だと考えています。
そして、実はこの自分の健康を知ることは、これからの社会において、自分のアピールポイントにもなると思います。
社員の健康を知る。重要性
私たちの会社は、元々在宅勤務体制に近しい職場環境であり、リモートワークができる職種であるために、新型コロナウイルスによって、働き方が変わった。ということはありません。
ただ、お客様と会う事や普段の生活の変化は、当然あります。
私たちの会社は、社員数が少ないので、一人が病気になってしまうと、業務が滞ってしまうリスクが常にあります。
新型コロナウイルスの流行によって、同じように社員の健康としっかりと向き合う重要性を感じている方は、多いのではないのでしょうか?
もしも、クラスターが発生してしまったら?倒産なんてことも、現実に起きています。
社員の健康リスクは、企業リスクに直結する時代なのです。
健康な社員が多い職場
新型コロナウイルスの流行によって、接客業は大打撃を受けています。残念ながら、これは当面続くと思います。
海外では、ワクチンパスポート制度などがはじまっており、今後、「健康」を証明する必要性が高まっていくと思っています。これは、新型コロナウイルスの流行が終わっても、続けるべき習慣だと思っています。
そして、この「健康」を企業活動にどう活用するのか?
ただ、文字や言葉にして、アピールしても、意味がありません。
なぜなら、誰もがSNSで発信できる世の中。どんなに規則で縛っても、嘘は漏れてしまいます。
そして、本気で取り組みを行う事の重要性に気づく経営者も、多いと思います。
私個人としては、これからの時代、「健康」という事の証明が、個人や企業にとっても、アピールポイントになってくると予測します。